MTG カード与太話:ニクスへの旅から「嵐の神、ケラノス」「死の国の造幣工」

主に与太話で、あとはブロック構築的な考察などが少し交じります。


http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/jou/aasd7y23m34co/t5wxIzWhX2_JP.jpg

嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms

ターン最初のドローが土地ならもう1枚引けて、そうでなければ相手に3ダメージ。だいぶん力が弱まった 爆発的天啓/Explosive Revelation と 宝物探し/Treasure Hunt を内蔵した神様という感じ。占術でライブラリートップをいじれば、ダメージかドローかは容易に選択できそう。ただ、これができるのはターンの最初のドローに限定されているので、カード引きまくってダメージ与えまくり、というようなことができない*1。繰り返し使えないからコンボとかには繋げにくそうだし、普通にドロー用のカードとして置かれて、時々ダメージも期待できるみたいな使いかたになるのかな。少なくともブロック構築では赤青というデッキは活躍してないし、これをキーカードにしたデッキが作れるほどでもなさそうなので、今のところブロック構築のデッキには入ってこない気はする。


http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/jou/aasd7y23m34co/VZ2R4jw0d4_JP.jpg

死の国の造幣工/Underworld Coinsmith

自分限定の魂の管理人/Soul Warden のエンチャント版と、1点限定の苦悶の結合/Bond of Agonyが内蔵されたようなクリーチャー。2マナと軽いし、中盤以降に出しても腐りにくそうなので、ブロック構築の白黒速攻系のデッキに何枚か入る可能性はありそう。ただ、管理人機能が自分限定なので、エンチャントなトークンをばらまくようなことでもしないと、それほどライフは得られないかもしない。それはともかく、こいつはクレリックなのになぜか貨幣を製造しているという、かなり謎なクリーチャーになっている。「造幣工」という単語はききなれないと思って調べてみたら、やっぱり初めての名前らしい。英名の coinsmith という単語も過去にはないようだ。死者の仮面から貨幣を作るというくだりは、わざわざ絵にも書いてあるところから見ても何か由来がありそうな気がするんだけど、残念ながら調べてもわからなかった。時間があるときにもう少し調べてみたい。

*1:できたら強すぎか