MTG カード与太話:Magic 2015 から「新たなるファイレクシアの魂」「熱いスープ」
新たなるファイレクシアの魂/Soul of New Phyrexia
無色 6 マナ 6/6 といえばワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine。デメリット無しで無色の 6 マナで 6/6 が出るものとしては、とぐろエンジンに次ぐ 2 枚目のカードらしい。というか基本セットのカードとしてはコストパフォーマンスが最強レベルの、デメリットなしで出るアーティファクトクリーチャーっぽい。素でトランプル持ってて 5 マナあれば(墓地にいても)味方すべてを破壊不能にできるとか、相当に強いんじゃなかろうか。無色だから構築ならどこかのデッキに入る隙間がありそうだし、リミテッドならどんなデッキに入れても強そう*1。少なくとも、スタンダードの構築では見かけるカードになるんじゃないかと思うけど、どうだろうか。
ちなみに、「新たな」とついてるので別の魂があるのかと思ったら、古い魂はないらしい*2。「ファイレクシアの魂喰らい/Phyrexian Soulgorger」はいるけど、魂そのものは存在していなかったようだ。魂なのに、メカニカルというかメタルっぽいのがファイレクシアクオリティー。はたして、このトゲトゲが蹂躙しまくる日が来るのだろうか。
熱いスープ/Hot Soup
まさに、与太話のために作られたかのようなカード。珍翻訳でカード名だけ脱力感満載になっているのかと思ったら、つっこみ不可なくらいの直訳な上に、絵や能力までちゃんとギャグが詰め込まれているという、通常の Magic にはあんまり存在しない貴重な仕込みカード。スープが熱すぎるので、ダメージうけると自分で自分にかけてしまって、破壊されるってことよね*3。エムラさんが装備しても破壊されてしまうってことは、多分装備したクリーチャーにあわせてツボが巨大化するんだろうね。それにしても、なぜ湯や薬品ではなくてスープを運んでるのか、何のスープなのか、なんでこんなにでかいのか、なぜこんなのを持って戦場をうろつくのか、などなど謎はつきない。これだけで 16P くらいのマンガが描けそう*4。
・・・とりあえず1マナなので戦場にはさくっと出しておけるし、フィニッシャーや速攻なクリーチャーに付けて一発なぐれば勝ってしまう可能性も十分秘めている。冗談ぽいけどなかなか侮れない。こんな変なカードは使うしかないよね。やはりゴブリンデッキかな。