MTG デッキ与太話:Theros Block Constructed (テーロスブロック構築) から「黒青白」
ブロック構築トップメタの一角、黒青白コントロールから典型的なレシピをひとつ。
予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx | 解消/Dissolve |
THS Block Daily 2014-03-30 #6922994: aras (4-0)
勝ち手段はほぼ Prognostic Sphinx のみ。除去とカウンターでひたすら相手方の行動を妨害しつつ、スフィンクスで殴って勝つか、相手の手札やクリーチャー、墓地を一層し、やる気をなくして投了に追い込むというデッキ。個人的には最も相手にしたくないタイプ*1。自分はドローカードと占術で手札を改善しつつ、相手に対しては手札を思考囲い/Thoughtseizeで減らしてみたり、悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver先生でライブラリーからカード追放したり、とにかく嫌がらせしまってアドバンテージを得る。相手のやることが無くなってきたところでスフィンクスを出し、あとは毎ターン殴りながら占術を楽しむという、とっても歪んだデッキ*2。
黒緑白との対戦を見ていると、デッキのまわりが黒緑白のほうが少しだけ早い感じはする。除去やカウンターをくぐりぬけてエルスベス君やデーモンからトークンが大量に出たり、灰燼の乗り手でスフィンクスを飛ばされたりすると、対応しきれずに負けるというパターンがあるようだ。逆に少しでも黒緑白側の展開が遅れると、コントロール側のアドバンテージがじわじわと広がって勝つ感じになりやすい。赤白や赤黒の速攻系のデッキと当たると負けることもあるけど、速攻系デッキもこの環境下ではそれほどの速さがないので、胆汁病/Bile Blight やエルスペス君がまにあってやっぱり逆転、みたいなシーンは結構見る。
デッキ価格は $150 前後と、コントロールなのでやはり高め。ただ、このアーキタイプでも 太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion君を抜いてしまって青黒とし、二色土地を2種類削減しつつ、悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver などを補充することで $50 程度の価格のデッキを作って 4-0 してる人とかいて面白い。