MTG カード与太話：ニクスへの旅から「勝利の神、イロアス 」「開花の幻霊 」

主に与太話で、あとはブロック構築的な考察などが少し交じります。

開花の幻霊

エンチャントを出すとドローできるカード。エンチャントになった新緑の女魔術師/Verduran Enchantress、というような感じ。エンチャントは唱えられてなくても、墓地から出るのでも ok というところが能力的に違ってる。今のブロック構築の黒緑白デッキでは、墓地からエンチャントなクリーチャーが出てくることも多いので、この差は結構大きそう。自分自身もエンチャントなのも良い。4マナというのはやや重めではあるけど、緑含みのブロック構築のデッキは重めのものが多いので、そこまで問題にはならないかも。ただし今の緑黒白デッキだと、このカードと交換できるカードがクルフィックスの狩猟者くらいしかない。狩猟者を減らしてこれを入れるかというのは、なかなか難しい問題という気もする。きっと、試行錯誤が繰り返されるに違いない。スタンダードでは上位に緑入りのデッキがないので、すぐにどこかに入るというこは無いかも。ダブルシンボルだし、タッチして入れるにはちょっと辛い。ただ、もし今年の後半あたりに緑が隆盛になるようなら、あちこちに入るかもしれないね。

勝利の神、イロアス

赤や白のクリーチャー主体の速攻系のデッキに、このカードの能力はよくマッチしている。敵方に中堅クリーチャーが出て攻撃が通りにくくなった頃に出すことができれば、数体のクリーチャーで総攻撃をかけてトドメを刺すこともできそう。ただ、この2色マナ含みの4マナというのはなかなか微妙なところ。3マナのアナックスとサイミーディはメインに何とか入っても、これをメインに入れるかどうか少し悩む。とりあえず、信心 7 もたまるころには負けてそうだから、基本的にはエンチャントとして機能することを期待することになると思うので、メインに入れるとしても 1,2 枚だろうか・・・。一方で、スタンダードにはこのカードにマッチしそうな赤白デッキがあるので、もしそっちで複数枚採用されるようなら値段が上がってしまうかもしまうかもしれない。