MTG カード与太話:ニクスへの旅から「英雄の導師、アジャニ」「時の賢者」

主に与太話で、あとはブロック構築的な考察などが少し交じります。


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英雄の導師、アジャニ/Ajani, Mentor of Heroes

4体目のアジャニ。緑が入ったせいか、3体目までに比べるとちょっとだけ大人しくなったように見える(主に絵が)。上半身に付けている緑の布(?)は、今回の緑デビューにあわせて特にコーディネートしたわけではなく、赤入り時代も含めて初期から愛用ししている一品。ただ、色がやや目立つように、基本セットのときから少しだけ巻き方を変えている。緑が入ってちょっとだけ大人(?)になり、ファッションを気にするようになったアジャニ君の心が現れているようだ*1。カウンター追加能力は、緑が入って太っ腹になったのか、基本セット時代から3倍になった*2。二段攻撃とかは緑っぽくないということで、ガルガンチュアンの贈り物/Gift of the Gargantuan っぽい能力に変更された。でも引けるカードが微妙に違ったり1枚しか引けないあたり、ベースの白っぽさが残っている。そして大マイナス能力は、とりあえずライフ 100 くらい増やしとけにしとけば負けないんじゃ?的な緑っぽい大味な能力になった。これでブロック構築の黒緑白デッキに入るかというと・・・うーん、どうだろう。何を抜くかに悩みそう。忍耐の試練/Test of Endurance とか フェリダーの君主/Felidar Sovereign とかが再録されたら、一気に違う方向になって面白そうではある。


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時の賢者/Sage of Hours

名前が格好いい。絵も微妙にメカニカルで謎っぽくて何だか良い。そしてカードテキストにロマンが溢れてる。三拍子揃ったクリーチャー*3。ずっと昔、時の精霊/Time Elemental の名前、絵、テキストがどれも魅力的で、使いもしないのに意味もなく4枚集めてたのをちょっと思い出した。時の賢者なんて名前、長い MTG の歴史の中ですでに出ていそうなのに、意外になかったのね。そもそも「時の」という冠詞がついたクリーチャー自体が、これと 時の精霊/Time Elemental しかいないらしい*4。「時の魔道士」とかいそうなものなのに。「時を」まで入れても、時を曲げる者/Timebender しかいない上に、名前はあんまり格好良くない*5。まあ、いずれどこかのエキスパンションの神話レアあたりで出てきそうな気もする*6。ターン追加能力については、市長の笏/Magistrate's Scepter や 水の帳、マゴーシ/Magosi, the Waterveil と違って、カウンターが「+1/+1 カウンター」なので、いろいろと増やす方法がありそう。「英雄的」の能力のほうでカウンターを増やすのも、そう難しくない。カウンターの増やし方は、きっとあちこちで書かれているに違いないのでここでは省略・・・

*1:ただの妄想です

*2:黄金のたてがみ時代からはパワーダウンしてるけど、まあマイナス能力だったし

*3:もちろん独断に基いています。

*4:しかも Hours で「時」と訳されている

*5:Temporal / 時間の、までいれるともう1体いる

*6:伝説のクリーチャーの肩書になりそう