MTG カード与太話:ニクスへの旅から「最悪の恐怖」「天を支える者」

おまけ。


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最悪の恐怖/Worst Fears

相手に使われたら、間違いなく最悪の恐怖。個人的には最も嫌いな部類のカード。ブロック構築だと、8 マナというのは結構ぎりぎり使えてしまうラインのような、そうでもないような、微妙なところかも。コントロール相手に撃てれば勝ちという気もするので、もしマナコストが払えるレベルにあるようなら、黒いデッキのサイドに1,2枚くらい入るのかもしれない。本気で使うなら、ケイラメトラの指図とか 彼方の神、クルフィックス/Kruphix, God of Horizons みたいなマナブースト系のカードを活用して、早いターンから唱えられるようにするのかなあ。骨の神託者/Oracle of Bones からのびっくりカードとして使うとか、稲妻の謎/Riddle of Lightning で 8 ダメージ与えてみるとか、啓示の解読/Interpret the Signs で 8 枚引いてみるとかはありそう*1。灰燼の乗り手/Ashen Riderとマナコストが同じだから、欺瞞の信奉者/Disciple of Deceit で相互に交換してみるのは意外に良いかもしれない。何にせよ、これ単体では重すぎて辛いけど、何かしらギミックを組み込んでいけばもしかしたら使える・・・といいな*2


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天を支える者/Bearer of the Heavens

天を支えてるので、死亡してしまうと天が落ちてきて、全てが破壊されてしまうらしい。微妙なタイムラグがあるところに、コロニー天が落ちてくるまでの時間差が表現されているようで、ちょっと面白い。ただ、これが召喚される前はいったい誰が天を支えていたのか、という謎はある。10/10 とでかい割にはトランプルがあるわけでもなく、弱小 1/1 トークンにすら行く手を阻まれてしまうのは悲しい。天を支えたままでは、足元の小石にも躓いてしまうということなのだろうか。パーマネント全部破壊の能力もなかなか豪快ではあるものの、いろいろと使い勝手が難しくてハルマゲドンや神の怒りのようなわけにはいかない。まあ、そこはカオスの赤だから仕方ないよね。どうしても使うなら、本来の使い方もにらみつつ、重いマナコストを活かして稲妻の謎のお供にするとか、10/10 というサイズを利用して 蘇りし者の儀式/Ritual of the Returned で墓地から 10/10 を出してみるとかしてみたいところ。苛まれし思考/Tormented Thoughts でこれを生け贄にして、相手の手札を空にした挙句にパーマネント全部破壊とかは素晴しい・・・コンボが決まる前に別の方法で勝ってそうな気もするけどね。

*1:かなり悠長だけど

*2:個人的には、使ってほしくないけど・・・