MTG デッキ与太話:Theros Block Constructed (テーロスブロック構築) から「黒白」
ブロック構築で、白が入っていながらエルズペス君がいないという、やや変わったアーキタイプのデッキである「黒白」からひとつ。
苦痛の予見者/Pain Seer | イロアスの英雄/Hero of Iroas |
THS Block Constructed Daily #6922954 on 03/29/2014: Zorro7x4 (4-0)
黒白の軽量クリーチャーとエンチャントで構成される速攻系デッキ。序盤からクリーチャーを並べていき、中盤あたりからはオーラを張りつけて強化しつつ殴ってそのまま勝つという、赤単以上に殴りに特化されたデッキになっている。純粋なクリーチャーとしては黒からは 運命の工作員/Agent of the Fates、苦痛の予見者/Pain Seer あたりが、白からは イロアスの英雄/Hero of Iroas が参加している。あとのクリーチャーはエンチャントでもあるような、万戦の幻霊/Eidolon of Countless Battles、悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned などが詰めこまれている。
黒入りな割には、直接の除去カードがメインには 胆汁病/Bile Blight くらいしかなく、サイドに多少の追加カードがある程度になっている。基本の除去は 運命の工作員/Agent of the Fates に頼る感じ。一方、白のエースであるエルズペス君は採用されていない。このデッキからすると 4マナとやや重いというのと、苦痛の予見者/Pain Seer と相性が良くないということが、不採用の原因のように思われる。ベンチ(サイド)にすら入れてもらえなかったようだ。またこのデッキでは、ダブルシンボル対策と 苦痛の予見者/Pain Seer のタップを同時に実現する バネ葉の太鼓/Springleaf Drum が入っているのが面白いところ。投入枚数は、デッキによっていろいろと調整がなされているようだ。
デッキ価格は $80 程度と、それなりにリーズナブルになっている。高いのは 思考囲い/Thoughtseize と 苦痛の予見者/Pain Seer、悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned くらいなもので、それでも 1 枚 $4-6 くらいで手に入る。思考囲い/Thoughtseize は過去の資産の流用も可能だし、人によっては結構安く組めるかもしれない。