MTG デッキ与太話:Theros Block Constructed (テーロスブロック構築) から「黒白」

ブロック構築で、白が入っていながらエルズペス君がいないという、やや変わったアーキタイプのデッキである「黒白」からひとつ。

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苦痛の予見者/Pain Seer イロアスの英雄/Hero of Iroas


THS Block Constructed Daily #6922954 on 03/29/2014: Zorro7x4 (4-0)

60 メインデッキ
9 平地/Plains
10 沼/Swamp
4 静寂の神殿/Temple of Silence
23 土地
4 運命の工作員/Agent of the Fates
4 万戦の幻霊/Eidolon of Countless Battles
2 責め苦の伝令/Herald of Torment
4 イロアスの英雄/Hero of Iroas
4 希望の幻霊/Hopeful Eidolon
4 苦痛の予見者/Pain Seer
4 悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned
26 土地
2 胆汁病/Bile Blight
3 神々の思し召し/Gods Willing
2 バネ葉の太鼓/Springleaf Drum
4 思考囲い/Thoughtseize
11 土地
15 サイドボード
2 胆汁病/Bile Blight
4 闇の裏切り/Dark Betrayal
2 異端の輝き/Glare of Heresy
1 神々の思し召し/Gods Willing
2 夜の咆哮獣/Nighthowler
2 オドゥノス河の底さらい/Odunos River Trawler
2 存在の破棄/Revoke Existence

黒白の軽量クリーチャーとエンチャントで構成される速攻系デッキ。序盤からクリーチャーを並べていき、中盤あたりからはオーラを張りつけて強化しつつ殴ってそのまま勝つという、赤単以上に殴りに特化されたデッキになっている。純粋なクリーチャーとしては黒からは 運命の工作員/Agent of the Fates苦痛の予見者/Pain Seer あたりが、白からは イロアスの英雄/Hero of Iroas が参加している。あとのクリーチャーはエンチャントでもあるような、万戦の幻霊/Eidolon of Countless Battles悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned などが詰めこまれている。

黒入りな割には、直接の除去カードがメインには 胆汁病/Bile Blight くらいしかなく、サイドに多少の追加カードがある程度になっている。基本の除去は 運命の工作員/Agent of the Fates に頼る感じ。一方、白のエースであるエルズペス君は採用されていない。このデッキからすると 4マナとやや重いというのと、苦痛の予見者/Pain Seer と相性が良くないということが、不採用の原因のように思われる。ベンチ(サイド)にすら入れてもらえなかったようだ。またこのデッキでは、ダブルシンボル対策と 苦痛の予見者/Pain Seer のタップを同時に実現する バネ葉の太鼓/Springleaf Drum が入っているのが面白いところ。投入枚数は、デッキによっていろいろと調整がなされているようだ。

デッキ価格は $80 程度と、それなりにリーズナブルになっている。高いのは 思考囲い/Thoughtseize苦痛の予見者/Pain Seer悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned くらいなもので、それでも 1 枚 $4-6 くらいで手に入る。思考囲い/Thoughtseize は過去の資産の流用も可能だし、人によっては結構安く組めるかもしれない。