MTG デッキ与太話:Theros Block Constructed (テーロスブロック構築) から「緑赤白」
ブロック構築で最も高価なアーキタイプのデッキである「緑赤白」からひとつ。
嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon | 世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater |
THS Block Constructed Daily #6922925 on 03/28/2014: Fitzy (4-0)
これまたブロック構築ではよくある、各色のパーワーカードを詰め合わせたら強いに違いない的なデッキ。動きは比較的単純で、マナ基盤を整備した後に、嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon と 世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater を出して殴るというもの。うまくドラゴンかハイドラが出れば勝てるが、そこまでたどりつけなければ負ける、という意味でもわかりやすい。白はほぼ 太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion のためにタッチされているようなものだけど、ついでに 岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks が投入されていたりするのが少し面白い。インフラ整備にもたついてもエルズペスがいれば時間が稼げるので、いないよりは良いという感じではある。個人的に赤と緑の巨大クリーチャーで殴るというコンセプトは好きなんだけど、エルズペス君に頼らないといけない現状は微妙に不本意な感じがする。また、パワーカードを詰めこんでいる割にはそれほど勝率が良くないところも残念なところ。次のエキスパンションで、白に頼らずとも赤緑で勝ちあがれるだけのカードが追加されることを期待したい。
お値段は $200 超と、青入りデッキ以上にお高くなっている。スタンダードのデッキに比べたら安いとはいえ、ブロック構築で $200 というのはなかなか高い*1。白を抜いて赤緑だけにし、都市国家の破壊者/Polis Crusher や 狩人の勇気/Hunter's Prowess を入れることで多少ディスカウントされた $160 程度のデッキも存在し、4-0 しているデッキも存在してはいるようだ。個人的には、赤と緑だけでもう少しどうにかならないか、研究してみたいと思っているところ。
*1:ゼンディカー/ワールドウェイクで超高額ジェイス君が乱舞してた時代ほどではないけど・・・