ギリシャ問題まとめ (4/28)

個人的なメモなので、間違っている部分もあるかも。

  1. リッチになりたくて、どうしても EU に入りたかった
  2. 粉飾決算までして条件を満たし、ついに念願の EU 加盟
  3. EU に入ったことで、安い金利で借金できるようになった
  4. どしどし借金しまくって国中に配りまくる。この間も粉飾決算継続
  5. そのうち経済発展して借金を返すつもりが、リーマン・ショック発生
  6. 失業者が増えた上に汚職がはびこり、政権の支持率が急落して政権交代が起こる
  7. 前政権のやばいほどの粉飾決算が発覚、実は財政破綻寸前の財政状態だったと発表
  8. EU の他の国が怒る、特に多額の金を貸してるドイツやフランスは激怒
  9. しかし放置すると EU 全体がやばいので、助けるから自助努力もしる!と各国に言われる
  10. そこで現政権は緊縮財政を取ろうとするも、公約と180度違う内容に国民が猛反対
  11. デモやらストやら勃発しまくって国内が大混乱
  12. そうしているうちに、5月19日に返済期限が迫る85億ユーロの国債が返せない可能性がでてくる。
  13. ドイツは5月9日に選挙を控え、安易な支援の約束ができず厳しい条件を突きつける
  14. その一方、ギリシャ国内では 5/5 から大規模なストが予定される
  15. ギリシャ国債の格付けが「ジャンク並」へと大幅に引き下げられる ← いまここ

IMF が 150億ユーロ,フランスが 39 億ユーロほど貸すと表明しているので、5月19日にいきなり破綻する可能性は低い。ただし、近々返済しなければならない借金の総額は300億ユーロあり、支援策がまとまらなければいずれ返済不能に陥る。これを何とかするには、ドイツからの 84 億ユーロの融資が不可欠で、ドイツの動向とギリシャの対応に注目が集まっている。しかし、ドイツ国民は粉飾決算をしてたギリシャにかなり怒っている上に、ギリシャ今更ナチスの損害賠償要求して挑発したりと、なかなかまとまりそうにない。