青黒コントロール (2011/10):スタンダード構築デッキ所感 @ Magic Online
赤単とメタ2位争いをしている青黒コントロールからふたつほど。紙の世界では、グランプリ・ブリスベン2011で優勝したデッキがこのタイプだったらしいけど、MO ではケッシグのほうがまだ人気ぽい。ケッシグと赤単の両方に強いということで、今後伸びる可能性はありそう。詳しくは下らへんの mtg-jp の記事に書いてあるかも。
サンプルデッキ1
相手の力が尽きるのを待って倒すという、(個人的には嫌いな!)パーミッションコントロール系のデッキ。序盤から 雲散霧消/Dissipate、マナ漏出/Mana Leakなどでカウンターしまくり、破滅の刃/Doom Blade、黒の太陽の頂点/Black Sun's Zenith、肉体のねじ切り/Wring Fleshなどでクリーチャーを除去しまくる。こうして相手の手が尽きてきた頃に、聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx あたりを出して手札を増やしてアドバンテージを稼ぎつつ、ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine、墓所のタイタン/Grave Titanあたりと一緒にトドメをさす。
瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageが入っているのが新しいところらしい。これのおかげで、禁忌の錬金術/Forbidden Alchemyでライブラリを掘り進んだときに墓地に落ちてしまったカードも再利用できる。
サンプルデッキ2
カウンターのを減らし、除去系のカードを増やしたタイプ。リリアナも入っている。
雲散霧消/Dissipateなどを減らし、漸増爆弾/Ratchet Bomb、ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil、黒の太陽の頂点/Black Sun's Zenithあたりが増されている。結果的に黒がやや濃くなった。忌むべき者の軍団/Army of the Damnedがひっそり1枚入っているのがおもしろい。