ギルド門侵犯 カード与太話: 森林の始源体、円環の賢者
森林の始源体
ギルド門で登場した、各色に1体ずついる始源体なる謎生物*1のひとつ。コスト7マナで、色マナを2つ含み、対戦相手1人につき何らかの効果を及ぼす、というデザインで統一されている。見かけには統一性はないようで、緑は、苔むしたガン○ムっぽい。とりあえず、対戦相手を全員同時に弱体化しつつ、土地が増えるのは悪くない。多人数戦なら効果も数倍になる。ただ、破壊能力のほうはともかく、これが出せるころに土地が2,3枚増えたとして、嬉しいかどうかはちょっとよくわからない。
また始源体というだけあって、それぞれ各色の特徴を表す能力をひとつずつ持っている…んだけど、緑はトランプルではなくなぜか到達にされてしまった。たしかに絵を見るとかなりの巨体なので、到達できそうな感じはする。でも、このでかさなら到達じゃなくてトランプルでしょう。トランプルでは強すぎということなら、サイズを小さくすればよかった気もするんだけど、そこは緑的には譲れなかったらしい。
円環の賢者
+1/+1 カウンターを参照してマナが出るというカードは、これが初めてらしい。エルフ+ドルイドという組み合わせのカードは50枚以上あって、ほとんどがマナを出すことに関係するか、土地をサーチしたり出したりする能力に関係している。多数のライバルがひしめいている中で、さらに新たなマナ出し手段を提示してくるとは、エルフのドルイド協会の懐の深さが伺い知れるというもの*2。
マナクリーチャーに見えて、出ただけではマナも出ないし 1/2 というサイズという、人並み以下のおねいさん(多分)。カウンターが 2 つくらい載って、はじめて人並み以上になる。その後は、順調に育っていければすごいことになる可能性はある。でも、さっくり除去されたり、バウンスやブリンクされると悲しくなりそう。リミテッドでは良いとしても、進化に特化するようなデッキが流行ったりしない限り、構築で出番はあるかは難しいところかも。