MTG カード与太話:ニクスへの旅から「勝利の戦車」「黄金造りの歩哨」


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勝利の戦車/Chariot of Victory

先制攻撃、トランプル、速攻と3つも能力を付与する装備品。こんないいもの、緑の巨大クリーチャーとかにくっつけて蹂躙するしかない。絵からするとそんなに大きくない戦車だから、ハイドラ君とか乗ったら簡単にぶっこわれそう。スフィンクス君とか飛んでるのは乗ったら飛行を失ないそうとか、ケンタウルスだったらむしろ馬車を引く側になって能力ダウンしそうとか、どうでもいいことを考えてしまう。ブロック構築なら、もしかしてどこかのデッキに1,2枚くらい枠があるかもしれない、という感じ。能力の割には軽い感じがするので、黒単くらいの速度が中程度のデッキなら入るかも。リミテッドでは、とても強力に違いない。アンコモンだし、活躍できる気がする。


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黄金造りの歩哨/Gold-Forged Sentinel

シンプルな 6 マナ 4/4 飛行。ルーメングリッドのガーゴイル/Lumengrid Gargoyle と完全に同じスペック。鋼のヘルカイト/Steel Hellkite とか上位互換カードがあるものの、6 マナ 4/4 飛行はそれほど弱い部類じゃない。構築には入らないにしろ、リミテッドでは十分に活躍できると思う。絵的には、金箔付け/Gildで金にされたペガサスの角が生えた羊版みたいなのに、こっちはちゃんとクリーチャーでいてなおかつ 4/4、しかも飛べるときている。金箔がついてるわけじゃなくて、ちゃんと金で造られているから格が違うということだろうか。だとすれば、こいつは金箔付け/Gild をうたれてもトークンに変化しないとか、黄金化/Aurification で黄金カウンターが乗っても機能が変化しない特例とかあってもいいよね*1。英語では Gold-Forged となっていて Golden とは異なっている。過去に Goled-Forged という単語の入ったカードはないけど、Golden は結構あったりする。ただ、Golden は「黄金で造られた」という意味のもの以外に、「黄金色の」とか「黄金のような」という意味でも使われてるので、Gold-Forged と同じ意味ではない。多分この謎生物が Gold-Forged という単語をカード名に持つのは、金でできていることをより強調したかったんだろうね。MTG は、たまに英語の勉強になる*2

*1:無いけど

*2:本当かは謎