青赤緑コントロール (Zendikar Block Constructed)
4月に入って急速に勢力を拡大している青赤緑コントロール。青の精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor、赤の彗星の嵐/Comet Storm、緑の探検/Exploreがキーカード。
これに広がりゆく海/Spreading Seas、ハリマーの深み/Halimar Depths、失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truthsといった青白コントロールのパーツと、噴出の稲妻/Burst Lightning、焼尽の猛火/Searing Blazeといった軽い火力、そしてゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar、ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Dayaといった上陸関連クリーチャが入っている。
従来の青白コントロールに、赤緑ヴァラクートのいいところを混ぜたような構成になっている。つまり、探検や巫女で土地をどんどん出し、ジェイスやスフィンクスでライブラリを操作しつつ手札を補充、赤の火力で敵クリーチャの除去をしながら本体にも火を叩き込む、という構成。青が入っていても、カウンター呪文はメインには入っていない。あくまで青はライブラリ操作の役割に徹している。
デッキ例
ZEN Block Constructed Daily #1133556 on 04/19/2010の全勝デッキから。
num | main deck |
---|---|
3 | 森/Forest |
3 | ハリマーの深み/Halimar Depths |
3 | 島/Island |
3 | カザンドゥの隠れ家/Kazandu Refuge |
4 | 霧深い雨林/Misty Rainforest |
4 | 山/Mountain |
4 | 怒り狂う山峡/Raging Ravine |
4 | 沸騰する小湖/Scalding Tarn |
28 | lands |
1 | ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar |
3 | ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya |
1 | 巡礼者の目/Pilgrim's Eye |
3 | 失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths |
8 | creatures |
4 | 噴出の稲妻/Burst Lightning |
4 | 彗星の嵐/Comet Storm |
4 | 探検/Explore |
3 | 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor |
2 | 罰する火/Punishing Fire |
3 | 焼尽の猛火/Searing Blaze |
4 | 広がりゆく海/Spreading Seas |
24 | other spells |
num | sideboard |
1 | 取り消し/Cancel |
2 | 払拭/Dispel |
4 | ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster |
1 | 乱動への突入/Into the Roil |
4 | 水蓮のコブラ/Lotus Cobra |
3 | 猛り狂うベイロス/Rampaging Baloths |
4/20 時点では、上記の構成とほとんど同じものしか見られない。ジェイスが4枚になっているもの、ゼンディカーの報復者を抜いて、《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya(ZEN)》を多くしたもの、巡礼者の目を抜いて別のスフィンクスを増やしたものなど、多少のバリエーションがある程度。今後、勢力が拡大するとしたら、もう少しバリエーションが増えるんじゃないかと思う。
サイドボードに水蓮のコブラ/Lotus Cobraが入っているのが、青白コントロールともヴァラクートとも違うところ。多色デッキである上に、色マナ二つを必要とするカードがキーカードになっているため、土地破壊に対する耐性が低い。広がりゆく海/Spreading Seasや地盤の際/Tectonic Edgeといったカードに対する対策として、これを入れているようだ。