「闇の隆盛」カード所感: グール樹、高まる混乱
ファルケンラスの貴族、イニスラードにもいるよね・・・というか、カード所感を書いた覚えが。英語が違うから、単純な翻訳ミス? だとしたら、ブロックが同じだから結構致命的のような。
グール樹/Ghoultree
低コストで出せる香りのする 10/10 のクリーチャ。裂け木が 5/5 くらいになっていれば、3 マナで 10/10 が出る計算になるわけで、ちょっとすごそうに見える。しかし、トランプルとかの回避能力が一切付いてないのが悩ましい。まあでも、トランプル付いてたら強すぎか? 骨塚のワーム/Boneyard Wurmを採用しているデッキなら、それを何枚か差しかえる形で採用されるかもしれない。グールじゃなくて狼男だったりしたら、ブロック構築では影が薄くなっている狼男デッキに喝を入れられたのに、なぜ緑でグールなのだろうか。名前的にも能力的にも黒っぽい雰囲気がかなりある。ちなみにどうでもいいけど、日本名が直訳すぎて格好悪い上に語呂がよくないように思う。「グールの大樹」とか「樹木グール」とか、いっそ「グールツリー」とかでもいいから、もう少し何とかしてほしかった。
高まる混乱/Increasing Confusion
見た目にはフラッシュバック付きライブラリ大量破壊だけど、どちらというと自分のカードを墓地に落とすほうに使われそう。落とすカードの種類が選べないのでやや効果が不安定だけど、燃えたつ復讐や裂け木とは普通に相性はいい。ただ、墓地にライブラリから落とすカードとしては、禁忌の錬金術や夢のよじれのほうが上手な感じはあるので、それだけの目的で差し替えられることはなさそう。手札からは自分のカードを墓地に落とすのに使い、墓地からは敵のライブラリを削るのに使うとか、何かしら工夫がいる感じ。Spoils of Evil みたいなカードがあったら、猛烈なライブラリ超破壊デッキとか組めて楽しそう。ただ、再録禁止カードだから、そのままの形では無理っぽいけど。
