「闇の隆盛」カード所感: スレイベンの守護者、サリア, 狼に噛まれた囚人 (爪の群れの殺人者)

スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben

磁力のゴーレムのクリーチャー版。というか、アメジストのトゲの1マナ分を白くしたらら、2/1 先制攻撃クリーチャーになったというべきか。どっちにしても、コストパフォーマンスが大幅に向上した感じ。いろいろ能力がかみあっていて、なかなか強そう。2ターン目に出られると、コントロール側はなかなか苦しい気がする・・・というか楽しいかも。堂々たる撤廃者/Grand Abolisherと組んで、コントロール破壊コンビとして活躍できるかもしれない。ただ問題は、ブロック構築ではコントロール自体があんまり活躍していないというところ。伝説なところもやや使いにくい。サイドボード要員としてベンチを温めることになるか、メインに席をもてるかどうかは、むしろコントロールの活躍次第か。

狼に噛まれた囚人 (爪の群れの殺人者)/Wolfbitten Captive (Krallenhorde Killer)

裏向いたほうが使いにくくなる気がする、ちょっと不思議な感じのカード。表は1マナ 1/1 で、2マナあれば 3/3 にできるというのは悪くない。人間で狼男だし、低コストで出せる序盤要員として、白緑な人間デッキに居場所がありそう。裏をむくと、4 マナつかうことで6/6 になれる。しかし素が 2/2 と弱いし、4 マナはさすがに重い気がする。回避能力かなにかがあれば別だけど、それもないとなると悩ましい。リミテッドなら席はあると思うけど、構築では微妙な感じがする。実はこれは裏向けないように運用することで、最大のパフォーマンスを引きだすことができるという、新しいコンセプトのカードなのだろうか(きっと嘘)。さらにどうでもいいけど、籠の中にいるのにパワー 1 あるのはどういうことだろう。マナを与えるとカゴごと巨大化して、体当りで攻撃するとか??