「闇の隆盛」カード所感: 霧のニブリス、壺のニブリス


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霧のニブリス

ニブリス (Niblis) というクリーチャーは過去におらず、どんなクリーチャーなのかとかなり調べてみたけど、造語っぽいということしか分からなかった。iblis という似た名前の悪魔がいるものの、このカードのイメージと全く合わないので無関係ぽい。nibble (4bit) と関係があるかとも思ったけど、カードのデザインと噛み合うところがないから多分違う。絵とテキストから想像するに、相手の(物理的もしくは精神的な)内側に入りこんで、冷気や寒気によって行動を阻害するような能力があるらしい。物理的な実体には乏しそうな絵ではあるけどイリュージョンではないし、密度が希薄ながらも何らかの実体はあるようだ。霧と書かれているけど、おそらくは細かい氷の結晶の集合体みたいなものじゃなかろうか。とまあ、ほぼ全部妄想。ストーリーをちゃんと読めば何か書いてあるのかも。カードとしては、構築に入ることはなさそう。リミテッドなら、3 マナ 2/1 で飛んでいるというだけでも十分戦力になりそう。タップ能力は何度も使えないけど、相手のブロッカーを減らしながら、返しの攻撃に対する飛んでるブロッカーが出ると思えば、そんなに悪くない気もする。


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壺のニブリス

こちらのニブリスは、攻撃するときに毎回相手のブロッカーを減らせるという、擬似的な回避能力をもつクリーチャー。タップ能力がなくても 2マナ 1/1 で飛んでいるので、リミテッドならそこそこ活躍できるスペックではありそう。タップ能力が使えるタイミングの制限はやや厳しめながら、相手のデッキに飛行クリーチャーがあまりいないという状況なら、2マナ以上の働きをする可能性もあるかも。装備品がついたりすると、意外に侮れなくなりそう。ギデオンの報復者みたいクリーチャーや、流城の貴族のようなクリーチャーとは相性よさげ。人間だったら人間デッキで使われた・・・かなあ。まあ人間だったら飛んでないか。