「闇の隆盛」カード所感: 捕食者のウーズ、追跡者の本能


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捕食者のウーズ

破壊されない上に、攻撃すると +1/+1 カウンターが載る。カウンターの載る条件が戦闘ダメージではなく、単に攻撃するだけでいいというのは使いやすい。ダメージを与えたクリーチャーが死亡すれば、さらにサイズが増す。これは強いんじゃなかな。緑単デッキなら高確率で入りそう。不死クリーチャーもいいものがいくつか用意されたし、ブロック構築でも裂け木や狼男とは違う方向で緑色のデッキが組めそうな感じがしてきた。破壊されないし、装備品の土台としても良い感じ。火力との相性がいいので赤を混ぜてみたいんだけど、そうした場合は緑の濾さとのバランスをどうとるか、結構な調整が必要になりそう。


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追跡者の本能

根囲い/Mulchのクリーチャー版。しかし、手札に入れられるのは1枚だけ。そのかわりフラッシュバックが付いた。でもそれには青マナが必要・・・と、いろいろな調整のあとが見られるカード。とりあえず、墓地にカードを落としながらキーになるクリーチャーだけを手元に残したい、というようなデッキとはとても相性がいい。ブロック構築だと、裂け木と殲滅者の入ってるデッキなら、色も能力もかみあっているので確実に入ってきそう。燃え立つ復讐系のデッキでも、緑をタッチしているものなら入ってくるかもしれない。ちなみに、フラッシュバックがついてない同様の機能を持つカードがありそうだと思って調べてみたけど、見つけることができなかった。それどころか「ライブラリの上からn枚を公開する」「クリーチャーを手札に加える」「残りを墓地に置く」の三つの and を満たすカードは、森の賢人/Wood Sage、ヴィグの直観/Vigean Intuition、獣狩り/Beast Hunt、妖精からの助言/Advice from the Fae くらいで、ほとんどは残りのカードをライブラリの下に戻すようになっている。機能的に一番近いのは獣狩り/Beast Hunt。ただ、墓地に落としながら手札を増やすという観点ではこちらのほうが優れるし、2マナと軽くてフラッシュバックがある点でも、今のブロック構築の環境で使いやすいデザインになってると思う。