Magic 2013 カード所感: 火打ち蹄の猪、ムウォンヴーリーの獣記し
火打ち蹄の猪
密林の猿人を思いおこさせる、熊仕様の猪。密林の猿人が1マナ 2/3 だったことを思えば、2マナで 3/3 は破格というほどではない。しかし、それでもコストパフォーマンス的には十分な感じ。クリーチャー中心の赤緑デッキなら、入る余地が十分にありそう。赤マナを使う速攻がどのくらい機能するかは環境次第という感じ。サイクルの他のカードと違って、出したターンにしか機能しない能力なのはやや残念。赤マナなんだから、+1/+0 するとか、対象クリーチャーに1点ダメージ与えるとかにしてほしかった・・・強すぎか。
ムウォンヴーリーの獣記し
条件付きながら、好きなクリーチャーをライブラリートップに持ってこられるおにーさん(?)。エルフの先触れと違ってエルフでなくても探せるが、非道の総督のように何でもOKというわけでもない。ただ、エルフと比べてみると、1マナ緑にしただけで条件がかなり緩くなっているのは、随分なサービスに思える。緑で使うなら、トランプル付きのフィニッシャーをもってこられるわけだし、サーチカードとしてはなかなか良い感じ。手札に来ないタイムラグをどう考えるかという部分はあるものの、相方次第では使えそうな気はする。アンコモンだし、リミテッドでそれなりに活躍するかもしれない。どうでもいいけど、名前が読みにくすぎる・・・
