ギルド門侵犯 カード与太話: 天使の散兵、前線の衛生兵


http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/gtc/geydrm7hlb_jp.jpg
天使の散兵

セラの天使に1マナ追加したら、全員に警戒をつけられるようになった。警戒だけじゃなくて、戦闘ごとに先制攻撃か絆魂かも選べる。攻撃時には警戒で、ブロック時には絆魂なり先制攻撃なりつければなかなか悪くない。リミテッドで出せば、結構な制圧力がありそう。一方で、構築では6マナという重さの割には、出ただけでは仕事をしないところが辛い。ブロック構築でも、静穏の天使という給料は1マナ重いものの、出ただけで十分な仕事をしてくれるライバルがいて、採用枠から漏れてしまう気がする。一人だとセラの天使とさして変わらないスペックというところも、クリーチャーが少ないデッキへの採用を難しくしてそう。レアだし、5マナでもよかったんじゃないかなあ…それこそ、セラの天使がやるせないことになるけどね。



http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/gtc/h3jgrtb8kb_jp.jpg
前線の衛生兵

赤使い的にはなかなか侮れない衛生兵。X 呪文を事実上 3 マナ増しにしてしまう能力は、赤の能力を大きく削減する。2体も並ばれたら、X 呪文を封じられたも同然になる。3マナだし、2体くらい簡単に並ばれそう。さらには、衛生兵という名前ながら、怪我する前に仲間を(自分ごと)破壊されなくするという斬新な能力をもっていて、衛生兵の新しい方向性を打ち出している。…といっても、衛星兵という名前が入ったカードは、これを含めて4枚しかないようだけど。そのうち2人はダメージを軽減する能力で、残りの1人はダメージを与えるという衛生兵とも思えない能力をもっている。まあ、ゴブリンの衛生兵のすることなので、多少おかしくても仕方ないともいえるか。ちなみに、クレリックというクリーチャータイプで見ても、破壊されなくするクレリックは他にはいないようだ。卓絶の達人が、レベルアップすることで自分自身が破壊されなくなるものの、他人を救う能力はない。