MTG カード与太話:ニクスへの旅から「フィーリーズ団の戦長」「双つ身の炎」

与太話なのです。


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フィーリーズ団の戦長/Pheres-Band Warchief

団長ではなく戦長だけど、カード的にはケンタウルスの王のような存在。ケンタウルスはこれまで酋長はいたけど、王のような存在はいなかったので、とりあえずこれが王ということになるのかな。何にせよ、ケンタウルス全員 +1/+1 になるだけでなくトランプルと警戒まで付くとは、他の部族の王にくらべてもかなり高い統率力をもっているらしい。団長はもっと強力なのだろうか。ちなみに団員はいまのところ、これを含めて 5 名。あと 1 名くらいは後から出てくるかもしれない。5 名もいたら、このブロックでフィーリーズ団デッキを構成することもできそうだけど、どれも 4 マナ以上の重いカードばかりとなかなか厳しい。団員以外のケンタウルスを入れた部族デッキにするなら、ブロック構築で 14 体とかなりメンバー候補が広がる。それでも、一番軽いケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur が 2 マナ。ゆっくりした展開は避けられそうにない。まあ、クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix のような優秀なケンタウルスもいることだし、頑張ったらオールケンタウルスをブロック構築で作れる・・・かなあ。



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双つ身の炎/Twinflame

この手の、任意のクリーチャーのコピートークンを作るカードはだいたい何か悪さをするので、多分このカードも悪さをするに違いない。クローン/Clone や 欠片の双子/Splinter Twin が 4 マだったのに比べ、このカードはソーサリーであるにしても2マナと軽い。そして、マナさえあれば対象を複数取れる、というあたりに悪の気配を感じる。戦場に残らないカードなので、無限コンボには絡ませにくい。マナが無限にあれば無限にトークン出せそうな気はするけど、できたとしてもそれじゃ本末転倒っぽい感じ。とはいえ、普通にトラクシーズの落とし子みたいなのをコピーするだけでも勝てそうだし、色は違うけど灰燼の乗り手とかコピーすれば、相手のパーマネントが吹き飛んだりもする。他にも、英雄的なカードと組合せて一撃必殺的な何かができそうな感じもあったりするので、欠片が出た時のようにとりあえず4枚集めておきたいという気になる一枚。