MTG デッキ与太話:Theros Block Constructed (テーロスブロック構築) から「黒単」
ブロック構築から黒単デッキをひとつ。
運命の工作員/Agent of the Fates | 責め苦の伝令/Herald of Torment |
THS Block Daily 2014-04-01 #6923070: schlocknock (4-0)
黒い2-3マナ帯のクリーチャーを出して殴ったり、オーラを付けて殴り倒したりするビートダウン系のデッキ。運命の工作員/Agent of the Fates がなかなか優秀で、これにオーラを張りつけていくと相手クリーチャーが減っていく。大型クリーチャーでも最悪相打ちにできる。責め苦の伝令/Herald of Torment や 悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned は序盤ならクリーチャーで、中盤に入ったら工作員に付けるオーラとして活躍する。
動きとしては分かりやすいものの、もたもたして相手のエルズペス君や忌まわしき首領からトークンが並んだり、灰燼の乗り手でいろいろ吹きとばされたりすると辛くなってくる。アーティファクトに手が出せないので、エレボスの鞭/Whip of Erebos を張られても辛い。対策としては 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead を張るくらいしかない。張られるまえに殺るしかない感じ。まあ、黒っぽくていいような気もするけど。ともかく、次のエキスパンションで 1-2 マナ帯に良クリーチャーが増えて、もうちょっと高速化できるとおもしろそうな気はする。占術目的で入っている 静寂の神殿/Temple of Silence は、タップインのデメリットとのバランスがやや難しいところ。これを全部抜いて沼にしたデッキも、ある程度の成績を残している。
デッキ価格は $80 前後とコントロール系のトップ2デッキに比べるとお手頃価格。最も高いのは、今のところ 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead で、$1 以上するのは二色土地と 思考囲い/Thoughtseize、苦痛の予見者/Pain Seer、責め苦の伝令/Herald of Tormentくらい。二色土地はともかくこのあたりのキーカードは減らしにくいので、最低でも $70 程度くらいになるようだ。