「アヴァシンの帰還」カード所感: 魂の再鍛、黄金夜の救い手

• 「アヴァシンの帰還」公式画像付きカードリストより

魂の再鍛

奇跡がおこると2マナで手札が7枚に戻る。でも相手も一緒に7枚に戻るのが赤らしい。火力呪文をつかいきった上に、自分の手札を補充しつつ相手に7枚引かせ、その直後に悪鬼の血脈、ティボルトで7ダメージとかいう運用は意外に悪くないかも。そうでなくても、手札がなくなって息切れしやすいバーンデッキ的には、2マナで手札が補充できるというのは悪くない。ただ、1枚目に引けないと悲しいことになったりするので、ジェイス君のような手札をライブラリーに戻す手段が欲しいところ。ブロック構築的にはあんまし選択肢がなくて、使うとすれば記憶の旅/Memory's Journeyあたりだろうか・・・ライブラリートップに置けないし、墓地にカードを送らないといけないから、わざわざ入れたくなるほどじゃないかなあ。やっぱ、ジェイス君は優秀よね。

黄金夜の救い手

燃やす系のデッキからすると、何か不穏な空気を感じさせるカード。手札から出し入れするには重すぎるし、墓地から出したくなるほどの能力じゃないから、普通だったらそんなに脅威は感じない。でも、明滅がテーマのひとつになっているカードセットで、この能力はなかなか危険な感じがする。このブロックではまだ出てないけど、全部のクリーチャーを明滅させるみたいなカードが出てきたら、ものすごい勢いでライフを回復されかねない。こいつを燃やそうとしたら、明滅されて燃やし呪文が立ち消えした上にライフ回復とか目もあてられない。杞憂な気もするけど、どうなることやら。