Magic 2013 カード所感: 世界火、ドラゴンの雛
世界火
テキストを5回くらい読みなおしてしまった。赤の神話レアなら何かすごい混沌かと思ったら、尋常じゃない大量破壊カードだった。いや、破壊じゃなくて追放か。そのへんも赤らしくない気がする。ライブラリ以外全部消滅だけでもすごいのに、ライフが1点になるというのが尋常じゃない。どんなにライフ差があろうとも、これを使えば一気に同点になるとかアリなんだろうか。ヴェンセール先生とかでティム君を追放してからこれを撃てば、ティム君がかえってきてチクっと一撃する程度で勝ててしまう。普通に見るとネタカードだけど、ひょっとするとフルパーミッションの勝ち手段とかにになるのかも・・・青いデッキにねじこむのも、煮えたぎる歌/Seething Songみたいなカードが使える環境であれば、見掛けほどは難しくないのかもしれない。何か考えてみたくなるカードのひとつ。
ドラゴンの雛
赤といえばドラゴン、ドラゴンといえば赤というくらいだけど、コモン枠にドラゴンというのは珍しい。だいたいはレアで、たまにアンコモンにいる程度だよね・・・と思ってちょっとこのへんで調べてみたら、コモンなドラゴンって過去にないのね。チビなドラゴンくらいじゃまだアンコモンで、雛になってようやくコモンになれたらしい。カード的に見ても、序盤から使える軽さな上に場合によってはフィニッシャーにもなり得るという、なかなかの良性能。リミテッドの活躍はもちろん、場合によっては構築でも入るかもしれない。能力的に超強くても、あまりに重すぎるが故に眺めて楽しむしかないドラゴンが多い中、スタメン入りできそうなドラゴンが追加されるというのは嬉しい限り。