ラヴニカへの回帰 カード与太話: 守護者の木立ち、ギルド渡りの遊歩道

RTR ブロックの緑白デッキ構築に頭を悩ましてたら夜も眠れなくて寝不足.


http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/rtr/rbwt4w7hrt_jp.jpg
守護者の木立ち/Grove of the Guardian

8/8 警戒を出す土地.この色の組み合わせなら,このコストは安い気がする.クリーチャー2体くらい,トークン+居住とか,2体トークン出すカードとかで簡単に揃うし,マナも斧折りの守護者とかでごそっと出せそう.これ自体,無色とはいえマナも出るし,序盤に手札にきても困らない.このスペックならリミテッドはもちろん,ブロック構築では十分活躍できそう.警戒じゃなくてトランプルだったら最高ではあるけど,そこまでは贅沢はいえないか.

これだけ大きなトークンを出す土地カードなんて,過去になかったよねーと思って調べてみたら,なんと暗黒の深部/Dark Depthsなんてカードがあった.これは 20/20 飛行かつ破壊されないとか,破格のサイズと能力をもつトークンを出す.しかし,実質的にトークン出すのに30マナも必要という重さがネック.楽しいカードだけど,実用的というには程遠い感じ.次点で 5/5 飛行を出せる烏羅未の墳墓/Tomb of Urami.こいつはマナコストはともかく,土地をすべて生贄にささげるのが痛すぎて,使うには相当な工夫がいる.あとは 4/4 速攻を出す,おなじみ(?)ヘリオンのるつぼ/Hellion Crucible.こちらは,生贄のようなデメリットはないものの,出すのにやや時間がかかる.こうやって見てみると,8/8 を出せてデメリットもなく,コストもそう重くないこのカードは,なかなか優秀のような気がする.とりあえず,4枚集めてから考えよう…


http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/rtr/86qwigothu_jp.jpg
ギルド渡りの遊歩道/Transguild Promenade

いにしえの真鍮の都/City of Brassを思い出すなあと思ってたら,断ち割る尖塔/Rupture Spireと全く同じ能力だった*1.そういえば,多色超推進だったアラーラの頃に,遅めのデッキに結構投入されていた気がする.RTR 入りスタンダードな環境下でも,速いデッキではともかく,コントロール系のデッキなら投入されそう…ということは敵か(残念).まあ,何にしてもコモンなのはうれしい.リミテッドでも,多色なデッキを組みやすくなる.ブロック構築では,少なくとも次のエキスパンションが出るまでの,多色マナ基盤を支えるカードになると思う.さらに,断ち割る尖塔が使える環境なら,これを8枚使えるのと同じよね.ガチデッキではそこまで大量に入れてうれしいかはよくわかんないけど,多色ファンデッキを作るときの多色マナ確保手段を広げてくれそう.

*1:5色地形 - MTG Wiki←このへんに五色地形についてはまとめてある.こういうの調べてまとめる人って偉いよね