ラヴニカへの回帰 カード与太話: 至高の審判者、イスペリア,ゴルガリの死者の王、ジャラド


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至高の審判者、イスペリア/Isperia, Supreme Judge

以前のイスペリア先生に比べると,神々しさや人間ぽさがほとんどなくなって,巨大なハーピーみたいな感じになってしまった.絵だけ見ると,町を襲ってるかのようにも見えるし.アウグスティン四世大判事亡き後,後継者となり肩書きも変わって「不可解な」という形容詞から「審判者」という名詞になったようだ.昇格に伴ってマナも1重くなり,パワーとタフネスの合計も1だけあがった.皮肉にも(?),不可解時代にはアウグスティン四世大判事の恩計を半分しか受けられなかったのに,今回は全部受けられるようになった.両方とも使える環境で,無意味に両方並べて薀蓄を語って対戦相手をうんざりさせ,精神的ダメージを与えるデッキなど組んでみたい(嘘だけど).


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ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord

前ギルドマスターのサヴラの弟らしい.サヴラが死んだあと,血の魔女リゾルダ/Lyzolda, the Blood Witch に殺されたが,復活してリッチとなりギルドマスターとなったのだそうだ*1.リッチになったとき,ルアゴイフというか裂け木の恐怖先生みたいな能力を手に入れたらしい.トランプルは無いが,裂け木みたいに無差別にカードを墓地に落とすのではなく,狙って落としつつライフまで奪うことまでできる.自分が墓地に落ちてしまっても,墓地から呼び戻すこともできるのは,さすがリッチといったところか.何気にエルフでゾンビなので,どっちかのデッキに組み込むのも面白いのかも・・・などとかいてたら,普通のカードレビューみたいになってしまった.

*1:ラヴニカ、その過去と現在の「十のギルド、ディセンション後のそれから」を参照のこと