プレリュード第十五番(ト長調)/平均律クラヴィーア曲集第一巻 by J.S.Bach

24/16 という、かなり見慣れない拍子の曲。実際の雰囲気としては 4/4 拍子の曲を、三連符でずっと弾いているような感じ。参考にした譜面では、十六分音符三つぶんの長さの音符を八分音符(付点がついてない)で表示しているので、解釈としてはそれであってるのかもしれない。

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左右の手が交互に主旋律を担当していく曲になってる。右で弾いたあとに、左右の旋律が融合した感じになって、それから左にうつっていく、というような部分が何箇所かあって、短い曲だけど面白い。曲調も軽快で、比較的分かりやすい曲だと思う。

それはそうと、下でも書いたけど MuseScore で 24/16 という拍子の曲を作ると、小節の追加操作をしたときに落ちてしまうことがあるぽい。どういう条件で落ちるのかは分からないものの、ある状態から小節を追加しようとすると必ず落ちる、という現象が起こるので、確実にバグだろうねこれ。落ちたあとにセッションを復元したら、ファイルごと壊れて二度と開けなくなったのが一番困った。これまでもバッハの曲ではいろいろと MuseScore の不具合ぽいのにやられてきたけど、ここまで激しくやられたのは初めて。