フーガ第二番(ハ短調)/平均律クラヴィーア曲集第一巻 by J.S.Bach

無料の譜面入力ソフト MuseScore で、今弾いてるバッハのフーガを入力してみた。短い曲だけど、譜面は結構複雑でいろいろ入力の勉強にもなった。

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Finale もそうだけど MuseScore の操作にも癖があって、ちょっとしたことをするのにどうやったらいいか分からないことが多い。こういうときハンドブックもそれなりに役に立つけど、下のリンク先の pdf がコンパクトに操作の情報がまとまっててかなり便利だった。ハンドブックに載ってない操作も書いてある。

譜表をまたぐ連桁(MuseScore 操作メモ)

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この小節の最後にある、譜表をまたがった譜面の入力のところ。手順はこんなかんじ、

  1. まず左手側の声部に D, C, B と普通に入れる。
  2. C を選択した状態で、shift + control + ↑を押す。これで音符が譜表間を移る。
  3. 同じように B を選択して shift + control + ↑を押す。

ハンドブックに譜表をまたがった入力方法は書いてあるんだけど、複数の音符を移動させたいときは、音符をひとつずつ選択して移動する必要があるというところが分からなかった。

タイ(MuseScore 操作メモ)

繋げたい音符で "+" (プラス) キーを押すとタイのマークがでる。記号の方向(上下)を変更するには "x" を押す。削除したいときは、記号を選択して delete キーか control + x で普通に削除できる。

タイでつなげば、演奏モードのときにちゃんと音をつないで演奏してくれる。見た目はいっしょでもスラーでつなぐと、音をつないで演奏してくれない。

休符などの位置の移動(MuseScore 操作メモ)

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譜表に声部がふたつあるとき、片方の声部に休符をいれると、休符の位置が真ん中のあたりになってしまい、見栄えが悪くなる。これを直すにためには、休符をダブルクリックで選択して、カーソルキーで上下左右に休符を動かす。このダブルクリックで選択ていうのが分からなかった。ちなみに音符もこの方法で移動できる。