プレリュード第十三番(嬰ヘ長調)/平均律クラヴィーア曲集第一巻 by J.S.Bach
また嬰記号が多い曲の譜面を作ってしまった。例によって、# マーク無しの e# の音符をキーボードだけで入れることができないけど、この曲はあまり e# がなかったので楽なほうだった。速度指定は演奏の速度を合わせるためのもので、作曲者が指定したものではない。
MuseScore ではトリルのところは譜面で tr というマークはつけられるけど、自動でトリルを演奏してくれるわけじゃないので、演奏させてみると実際の譜面と違った(トリルのない)演奏になる。どうも演奏する音符のデータは譜面とは別個に管理されているようなんだけど、その演奏させる音符を編集する方法がわからない。とりあえず、譜面としてはこれで問題ないと思うので、演奏のほうを一致させるのは今後の課題ということにする。
- Prelude1-13.mscz (MuseScore のファイル)
- Prelude1-13.pdf(PDF) ← 直接印刷できるファイル
ゆっくり目に弾かれることが多いこの曲は、シャープがやたら多くて譜読みがやや面倒なことと、12/16 というあまり見ない拍子という以外は、とりたてて特徴があるわけでもない。長さもほどほどで、演奏難易度も易しいほう。個人的には、左手と右手の音符を交互にひくところと、トリルを交互に弾くところのコントラストが割と好き。