赤緑ケッシグランプ:スタンダード構築デッキ所感 @ Magic Online
ブロック構築のデッキだと、MO のスタンダードのデッキにカジュアルプレイでも全く勝てなかったりするので、少しスタンダードのデッキも見てみようという試み。まずは MO で現状トップメタの地位にあるぽい赤緑ケッシグランプ。英語では Kessig Run Lamp と呼ばれてるみたいだけど、日本語でそのまま書くとケッシグランランプと微妙に語呂が悪いよね。
紙の世界のグランプリでのケッシグデッキの解説は、mtg-jp にあったりするかも↓
サンプルデッキ1
いろんなバージョンがあるけど、カードの種類が少なめのやつをひとつ。
ひたすら土地を出しては、原始のタイタン/Primeval Titan、ダングローブの長老/Dungrove Elder、ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine あたりを出して殴り勝つというデッキ。これのお供に、ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run が入っているのが、デッキ名の由来らしい。タイタンからこれをひっぱり出してきて、パワーを増強したり他のクリーチャーにトランプルを付けたりする。場合によっては墨蛾の生息地/Inkmoth Nexusを引いてきて、ケッシグで増強して毒殺することもできる。緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithはタイタンなどのキーになるクリーチャーのサーチに使う。
このデッキはほとんど緑単で、ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Runの赤マナを出すためだけに、極楽鳥/Birds of Paradiseや根縛りの岩山/Rootbound Cragあたりが入っているという感じ。対空用に 夜明けのレインジャー/Daybreak Ranger が入っているのがおもしろい。
サンプルデッキ2
こちらは赤の比重がやや高い。それでも緑単タッチ赤という程度。
ヴィリジアンの密使/Viridian Emissary、金屑の嵐/Slagstorm がメインから入っているバージョン。このタイプのものもよく見る。金屑の嵐がダブルシンボルなため、銅線の地溝/Copperline Gorgeを投入したり山の数を増したりしている。
この他、最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Trollや饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famineがメインから採用されているものや、解放された者、カーン/Karn Liberated、殴打頭蓋/Batterskull が入ったバージョンも見る。
幽霊街/Ghost Quarterがメインから投入されているデッキも見かけるようになってきた。酸のスライム/Acidic Slimeをメインから4枚積んでいるデッキもちらほらある。ゼンディカーの土地群が落ちたせいであまり出番はないかと思ってたけど、土地対策が思ってたより重要になっている模様。