自分で開発した iPhone/iPad のアプリを実機にインストールする

簡単そうに見えて、トラップが多くて1歩進むごとに何かが爆発する感じ。例によって偉い人がたくさんいて助かった。以下、偉い人リンク:

この一番上のリンクの部分に書いてある通りでほぼいけた。ただし、2012/1 現在 & Xcode 4.2.1 では少しだけ違うところがあったので、その部分をほぼ自分用にメモ。

実機にインストールできるまでに要する手順

まずここに書いてある手順を実行する。

24 番目の項目に、英語でメールを書くと書かれているが、日本語で書いても問題なかった。返信されてきたメール(26番目の項目)も日本語で書かれていた。エラーの原因として、過去に AppStore で購入したときから、個人情報が変更されているので確認が必要であったという趣旨のことを言われた。私の場合、FAX 番号が未記入だったのを記入してから購入したので、そのせいなのかもしれない。返信のメールが来るまで私の場合で 2日かかった。

次にここに書いてある手順を実行する。1, 2 にある開発用 Mac/iPhone/iPad を登録する作業は Xcode 4.2.1 では簡略化されている。

  1. Xcode を起動する
  2. 実機を mac に接続する。
  3. XcodeWindows → Organizer を選び、出てきたウィンドウで Devices タブを選び、さらに接続した実機の項目を選ぶ。
  4. 下にある+マークのアイコンを押すと、Apple ID とパスワードを要求されるので入力する。Developer Program への登録が完了されていないと、ここで Error が出る。Web 上で Developer Program の登録作業が完了しても、実際に登録が完了するまでに数分かかるぽい。Web で登録したあと少し待ってからやる。
  5. ID とパスワードを入れると、しばらくして Requst Registration? みたいなパネルが出るので request を押す。Mac 自体が登録されてないと、Mac と実機で二回おなじようなパネルが出る。
  6. これで登録完了されるはず。

3 のアプリ用IDを作成するところで入力する、Bundle Identifier(App ID Suffix)というところは、AppStore 上でユニークになるような(他のアプリとバッティングしない)名前にする必要があるらしい。一般的には、自分が管理しているドメイン名+アプリ名を逆順で付ける (hoge.co.jp なら jp.co.hoge.appname とつける)のが作法らしい。Apple Store に登録しないで実機でテストするだけなら、jp.co.hoge.* としておくことで、複数のアプリで一つの ID を使えるので便利(ただし AppStore に登録するときは、* がついてない固有名の ID が必要)。

6 の Xcode での ID の登録は上の図を参照のこと。右中ほどに com.hogehoge.DataLoader1 とあるところに入力する。3 のところでアプリID を com.hogehoge.* という名前で登録しておけば、この設定のところでアプリ名の前に com.hogehoge. というプレフィックスを付ければ、アプリ名に関係なく登録した ID を使いまわせる。あくまで実機でテストをする場合にのみ有効であって、AppStore に登録するときは個別の ID が必要になるぽい。

7 でアプリを実機に転送するとき、実機がスリープ状態だったり、ロック状態になっていると失敗する。実機側に特別な設定は必要ない。また、アプリは初回起動するときにはすこし時間がかかるもよう。

Apple ID で登録した名前がアプリの開発者名としてそのまま表示される件について

これは、Developer Program を Company で登録しない限りこうなるものらしい。個人事業主でも、いわゆる商号みたいなものは使えないぽい。Company 登録には法人格が必要とのこと。

いやー偉い人が沢山いてすごいよね。