ポップン譜面 (PMS) の作成方法

LunaticRave 2 (LR2) とかでプレイできる,いわゆる BM98 (BMS) プレーやのポップン版譜面ファイル (PMS) の作り方につい,て少しだけまとめてみた.無音キー(BGMのみでボタンたたいても音が出ない)PMS を例にしているけど,音有りのものでも基本は変わらない.

用意するもの

  • BMS エディタ

譜面作成の流れ - BMSE Help ← ここで紹介されているものから好きなのを選ぶ.以下では BMSC を使った作り方を示してるが,他のエディタでも大差ないはず*1

  • BGM にする WAV ファイル
  • PMS プレーヤ

他に,ふぃーりんぐぽみゅせかんど,というのもある.→ Colorful Channel official website ++ download

準備

  1. BMCS を起動する.
  2. プレイモードを Double Play にする.
    • これをしないと9ボタンの譜面を入力できない.
  3. BGM ファイルを設定する.
    • 右下の WAV というタブの WAV01 をダブルクリックすると WAV ファイルが選択できる.
  4. BPM (テンポ)を設定する.

必須なのはここまで.ジャンルやアーティストなどについては 夏のPMSイベント「SUMMER 9KEYS FESTIVAL 2012」 - PMS譜面の作り方 このあたりが参考になる.

BMSC の画面.上の手順で入力するところを赤枠にしてある.左側の譜面ビューの部分は,赤枠で囲ってある部分しか使わない.「左手」側の1,2,3,4,5レーンがそれぞれポップンの1,2,3,4,5ボタンに,「右手」側の2,3,4,5レーンがそれぞれ6,7,8,9ボタンに対応している.BMP というレーンには BGM のファイルを配置する*2

譜面の入力

譜面(ポップくん)を入力するときは,右側の WAV02 (WAV が何も設定されていない項目) を選んでおき,この状態で上にある鉛筆マークのアイコンを押して,レーンに配置していく.↓に例を示す.

右の白地のところに示した譜面を入力した場合の例を,ぞれぞれ示している.左手側 1-5 レーンと,右手側 2-5 レーンだけしか使わないところに注意(それ以外のところに入力しても,ポップ君は降ってこない).入力時には,右側にある「環境」タブにある「表示高さ」や「表示幅」を変更したり,上に「GRID」を変更することで,細かい譜面も入力しやすくできる.まあ,このへんの入力方法は普通の BMS 作成と同じ*3

BGM の配置

WAV01 を選んで,B01 レーンに配置する.レーンのどの位置(時間的なタイミング)に配置するかはかなり重要で,この位置によって譜面と BGM がずれたりする.ずれがどのくらいあるかは,実際に PMS プレーヤで見て調べるしかない.BGM がずれている場合は,配置位置を上下に移動させて調整する.


PMS の確認

確認するためには,まずファイルをセーブする.このとき,WAV ファイルが置かれているフォルダと同じ場所にセーブすること.また,セーブ時にはファイル名の拡張子を .bms から .pms に変えておく.これをしないと,PMS プレーヤで正常に再生されないことがある.

図は plerude.pms という名前でセーブしようとしているところ..pms という拡張子まで手打ちする必要がある.

次に PMS ビュアーで譜面の確認をする.pmsee-v の場合なら,起動して .pms ファイルを選び,「再生」ボタンを押せば再生される.これで BGM とのずれがないかとか,譜面にエラーがないかを調べる.


LR2 などで細かい譜面の確認をする

ずれ度合いなどは,実際にたたいて見ないと分からない部分もあるので,最終的には LR2 などで確認する.

*1:BMSC を使ってるのは VB6 のランタイムをインストールしないで使えるから

*2:このレーンには,ボタンを押さずとも自動的に再生される WAV や画像ファイルを配置する.BGM の WAV ファイルもここに配置する

*3:ちなみに白地の部分の譜面の絵は,popdraw で別につくったものを貼り付けてあるだけ.表示する機能があるわけじゃないので注意