「闇の隆盛」カード所感: 獄庫, マルコフの刃の達人
獄庫/Hellvault
何故か「オーナーの下で出す」のを「自分のコントロール下で出す」と読めてしまった。思いこみって怖いなあ。ということは、相手のクリーチャーでも強制的にしまえる、四次元ポケットということなのね。ちょっとテキストを読み間違いすぎてた。マナさえあれば、毎ターン相手のクリーチャーを追放していける。しかし、ポケットを壊されると元の黙阿弥というのは悲しいよね。伝説だから、何枚の並べてどんどん追放とかもできないし(そもそもマナが足りないか)。ウルザ土地みたいなものでも再録されてくれないと、活躍するのは辛そう。どちらかといえば、自分のクリーチャーを序盤から追放していって、自分で壊して一斉にクリーチャーを出して事件を起こすみたいな使い方になるのかな。
マルコフの刃の達人/Markov Blademaster
絵が格好いい。透けてみえる炎のような剣がいい感じ。剣は相手の血を吸って強化されていく生物で、実はおねいさんじゃなくてこっちが実体だった、みたいなのはありがちな設定。まあ、クリーチャータイプは吸血鬼だから、やっぱりおねいさん(実はおネエさんかも)が本体なんだろうけど。何にしてもカードが綺麗だし、赤いカードだから集めるしかない(個人的に)。能力的にはどうかというと、やや使い方に悩みそうな一枚。一度でも攻撃があたれば 3/3 になり、次は 5/5 二段攻撃になれると思えばなかなか強い。7/7 になる直前にはだいたい殴り勝ててそう。しかし、最初の一撃をどうやって与えたものか。ブロック構築だったら、猛火の松明/Blazing Torch あたりの装備品を付けて殴らせてみるくらいか。色が違うけど、幽体の飛行/Spectral Flight なんか付ければ 3/3 飛行、二段攻撃、かつ攻撃が通れば +2/+2 強化とか、なかなかとんでもないクリーチャーになれる。でも構築だったら、オーラや装備品を付けようとした直前に、燃やされるなりして処分されそうよね。
