Magic 2013 カード所感: 狂乱病の砂、ニンの杖
狂乱病の砂
豪快なライブラリー破壊アーティファクト。石臼で、ちまちま2枚ずつ削っていた日は過去のものとなったのね。マナ効率的に見ても石臼と削る効率がかわっておらず、コストも1しか増えてないのにマナのある限り削れるという、石臼から見ると随分とパワーアップしている感じがする。ライブラリー破壊専科のジェイス君も再録されたし、そっち系のデッキの復権に一役買う・・・のかなあ。効果は豪快だけど、マナが必要というところでやや辛さを感じるのよね。バベル復権の予感もあることだし(?)、構築でどのくらい活躍できるのかは謎。リミテッドなら、膠着状態になったときの最後の一押し的には使えそうね。
ニンの杖
追加コストも条件も何もなく、毎ターン自分だけカードが引けるアーティファクトなんて過去にあったっけ。吠えたける鉱山と違って、タップされてても機能を OFF にできないし、除去するしかカードを引くのを止める方法がない。この能力だけでもすごいのに、ティム機能まで付いてるとか、お買い得にもほどがある。しかも、タップだけでダメージ与えられるとか、破滅のロッドの立場がない。6 マナはやや重く見えるけど、中盤以降の息切れ防止用と思えばさほど問題ない気もする。きっと青っぽいコントロール的なデッキにつっこまれて、いやーな働きをする予感がする。バーンでも使う余地がありそうな気もするし、とりあえず集めておこう・・・
